ピロピロピロシキ日和

誰でもダンスを楽しめる!

あなたにふさわしいジャンルってなんだ??

色々とダンスについての知識を蓄えていって、よしダンスを始めよう!っとなっても、一体どのジャンルにすればいいんだ?って困る人は多いと思うのです。

これはなぜかというと、ダンスという新しい世界を目にして相手のこと(ここではダンス)をよく調べていても、果たしてそれが自分に合うのか、続けられるのかという不安やあるいは自己分析の至らなさが影響しているためだと考えられます。

各ジャンルの違いについては→「 ジャンル別にみたストリートダンスの特徴! 」というページに任せるとして、以下ではジャンル決定の上で重要となるであろう要素をいくつか紹介して行きます。

 

ただ、実際のところは一つのジャンルに強くこだわらなくても良いのですが😉

 

純粋な憧れ

ダンサーを志す者ならば誰でも、憧れに感じる人物が一人くらいはいるものです。たまたま体験で行ったスクールのダンサー、遊び半分でいったクラブで見かけたゲストダンサー、何かの公演で圧巻の演技を披露したプロダンサーなどなど、自分にとっての理想像をそのまま写したような人を見つけられると話は早くなると思います。

びっくりするぐらい当たり前な話をしているかもしれませんね(笑

しかしながら、全く新しい世界で何かを模索することって、ダンスに限らず大変なことだと思うんです。特に独学でダンスを初めるとなると、たくさんの情報が飛び交う中でリズムにしろステップにしろ、正しいものを判断することって容易じゃないと思います。

そこで誰か一人でも憧れとなる存在を見つけることで、その人物の踊り方を参考にして自分の練習すべき型を決められるようになります。またその人物の動画をたくさん見ることでモチベーションの維持にもつながるでしょう。

私もサークルに入りたての頃、ジャンルを決定する時にはすでに憧れのダンサーがいて、この人に近づくためにはPOPというジャンルに入らなければいけないということがわかっていました。3年も経って当時のスタイルとは大きく異なりましたが、このジャンルで間違いなかったと言い切ることができます。

素直に、貪欲に。自分の進むべき道となる人を見つけることで、ジャンルもすぐに決められるでしょう。

ちょいとYouTubeを開いて、ダンス動画を漁ってみてはどうですか?

 

周りにいる仲間たち

これは主に部活やサークルでダンスを初める人たち向けになるかもしれません。

ダンスを習う組織の中で、残念ながら個々のモチベーションの高さにはギャップがつきものです。

せっかく心を決めて入ったジャンルでも、練習・ショーケース作り何に関してもやる気がなかったり、教えてくれる先輩・先生があまり上手じゃなかったり、仲良くしてくれないような人たちだと、そんな環境でダンスをやっていても何も楽しくありません。

スポーツでよく言われる切磋琢磨はダンスにも当てはまります。 志同じく入ってきた同期と協力してショーケースを作って、時にはバトルで競い合って、この方が断然早く成長します。

僕もサークルに入った当初は先輩がいなくて、代わりにダンス経験のある同期がいました。今思えばしつこいほどにそいつについていって、僕の他にいた初心者の子もやる気のあるやつで一緒に練習してくれて、現在地元で活躍できるようになったのは、ほとんどその同期のおかげだと考えています。

もちろん独学でやっている人も、イベントに顔を出してみると共に高め合える仲間を見つけられるかもしれません。

2ジャンルくらいで迷っている人は、こういった人間関係にも着目してみると、後々後悔しない決断をできるかもしれませんね。

 

1ジャンルにこだわることはない

一体何を言い出すんだ、とお思いでしょう(笑

世の中にたくさんのダンスが存在する中で、その一つ一つが独立に生まれて進化しているかというとそういうわけではありません。

これは少しダンスの歴史とも絡んできますが、あるダンスを生み出したオリジネイターはそこに至るまでに他のダンスを目にしており、またそのダンスも同じように生まれておりといった具合で、何もないところから生まれたダンスというのは(多分)存在しないのです。

自分だけのダンスを追求するという点では、他のジャンルは必ず良い効果を与えます。

ただし、特定のジャンルを名乗る以上はそのジャンルにふさわしい踊り方ができないと恥ずかしい思いをすることになるので注意が必要です。まあ、フリースタイルと言えばこの限りではありませんが。

 

あまり早歩きせず、基礎をしっかり練習してある程度そのジャンルで踊れるようになったら、他ジャンルに手を出してみるといいかもしれませんね🤗